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2017 せり込み蝶六 / じゃんとこいオールスターズ

まず、やっぱり

蝶六をバンドでやると、かなり楽しいです!!

 


魚津せりこみ蝶六をロックバンドで演奏2017

 

 

昨年のブログより

 

富山県魚津市に伝わる民謡に「せり込み蝶六」がある

ある日突然私は思いついてしまった・・・・

「バンドで蝶六を演ったら、カッコいいかも」

かなり、やばいことを思いついてしまった(笑)

Youtubeで蝶六を探し、三味線をギターでコピーしてみる

あれ?オープンGで出来るのではないか?

オープンGとは、ギターのチューニング方法の一種で

ボトルネック奏法などに用いられることが多い方法です。

(分かりにくいかな?)

そして思う?

これは、まちがいなくブルースだ!

なんと俺の地元にブルースがあったとは(涙)

 

で、蝶六のルーツを探る日々が続くのであった・・・・・やばい・・・

蝶六にかなり詳しくなっている自分がいる。もちろん魚津せり込み蝶六保存会

のホームページは舐めるように見尽くしている(笑)そして瞽女さんという存在を知るが、時すでに遅く、最後の瞽女さん「小林ハル」さんも亡くなった後だった。お隣の新潟県を中心にそんな文化があった事に感動する。今のツアーミュージシャンの原点ではなかろうか?まさに日本のブルースだと思った。

 

小林ハルさんについても沢山調べた。

ハルさんの歌は独特だったらしい、けっして思いは入れず、感情移入はせず、抑揚やビブラートもなく、まっすぐに鼓膜をつき破り、それでいて心を揺さぶり、身長は140センチという小柄な方だが、唄いだすと障子戸がビリビリと響いたらしいです。「いい人と歩けば祭り、P悪い人と歩けば修業」という言葉を大切にして2005年4月 満105歳という驚く人生を送られたそうです。

 

話は戻りますが、蝶六というのは浄土真宗の仏教口説きを起源とし、江戸時代の越後の瞽女さん達により伝えられ、毎年お盆に寺や神社の境内で、祖先の御霊と豊作を祈って踊りあかしたのが始まりとされ、その際 扇子や提灯をもって踊り、扇子が舞う様子が極楽蝶が舞うようにみえる事から扇子踊りがもっともよく踊られる。

 

しか~し!

世の方々は、踊りばかりに目が行き、音頭には無頓着じゃないか!!

かっこいいリズムと口説きと言う歌があるのに、もったいない!

魚津生まれの意地を見せてやろうではないか!

歌詞は何種類かあるので、何を唄うかすごく迷いました。

人気は魚津の四季を唄った「魚津四季」が最近は分かりやすく舞台演目ではよくやってるみたいでしたが、自分は昔から伝わる「二十八日口説」を選びました。

せり込み蝶六歌詞を見て頂けるとわかりますが、非常に難しい言葉が並びますが、やはり瞽女さんからの歴史の一人になるには口説を唄いました。

 

そして今年も!メンバーは魚津生まれ限定で!

そして集まったのが「じゃんとこいオールスターズ」

ボーカル&ギター 上野賢治

ギター      青山恭弘

ベース      川畠 伸

ドラム      山崎秀明

今年の踊りは、住吉蝶六同好会 の皆さん!!

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